年末年始にむけた運気アップ秘法

密教占星による星供とは

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無意識の習慣を顕在化させる

私は西洋占星術のお話をよくしますが、今日は密教占星術のこともちょっとお話します。平安時代に弘法大師空海が中国より日本に持ちかえった経典(宿曜経)にもとづいて占うのが密教占星術です。

政治にも積極的に取り入れられ、有名な戦国武将も使っていたのですが的中率が高すぎて徳川幕府によって封印されてしまい、明治以降に見直されて現在に至っています。

現在の曜日、月曜日、火曜日といったものも弘法大師空海が持ち帰った、この密教経典が元になっていて、私たちはこのよう日に基づいて生活しているのです。

曜日のことをいちいち意識して過ごす必要がないくらい、生活の中でとけこんでいますが、私たちは気づかないレベル、無意識でそのバイオリズムの波に乗って過ごしているのです。

「運気の好転や、開運したい、今よりもっとよくなりたい!」

運気の好転や、開運したい、今よりもっとよくなりたいと思ってないのなら、そのままでもよいですが、もし、そうでないのなら、自分の無意識のバイオリズムを知っていくことは運気アップするための基本です。

西洋占星術的にみた惑星の影響も含めた、天体や大地の影響を無意識で受けて過ごし、認識できないくらい習慣化させています。運命をより良い方向へと変える、運気の改善にはこの無意識のなかで習慣化されたものを一度、意識化したうえでより良くするために使っていく必要があるのです。

生まれた星を供養する秘法

星とはあなたが生まれたときのアストラル界のステージレベルを象徴していて、夜空に輝く星があなたの運命をにぎっているのではありません。サトルボディのいちばん微細な粒子がアストラル界とつながって運命をつくっています。

密教占星術は個人の内側、別の言い方をすると、前世からもってきた因果から出てくるものを見るのが特徴です。運勢はもちろんですが、相性鑑定で最も威力を発揮する占いなのですが、これは、人と人との縁が前世からの因果によって出てくるからです。

西洋占星術とは違う大きな特徴としては、自分の生まれた星、宿を供養して運気を上げることができることです。その供養法は厳格で緻密な密教理論によりできていて、星供護摩や星供養の総監督者である「妙見菩薩を供養する修法」を中心に宿、曜、北斗七星等を供養して、前世からの因果をより良いものに変えていくことができます。

さらには前世からの影響を変えて、現在をよりよくするだけでなく、来世への良い因果も作っていくことができるのが密教占星術なのです。

あなたの運命の原点は星にあります

因果という言葉がでてくると、それを「信じる」か「信じない」のかといったことを考える人は多いですが、これはエネルギーそのものを動かすテクニックですから、ほんらい信じても信じなくてもあまり関係はありません。

信じる、信じないということは顕在意識、頭で認識していることを受け入れるのか受け入れないのかとういことで、運命を動かすようなエネルギーレベルとあまり関係はないのですが、信じない人の多くが「そういった外側からの影響はいっさい受け入れない」と自ら決断しているので受け取らないかぎり、その人の周囲に変化できるエネルギーがまとわりついているだけで変わるという現象は起こしにくくなります。

信じる、信じないはともかくとして、「絶対にこういうことは信じない」とするよりも、「ふ~ん、そういう考えかたもあるな」くらいの感覚で受け入れる柔軟性があったほうが確実に人生はより良いものになります。

最速で運命を好転させ、開運するには、無意識の中で習慣化されていることを意識化して、運気アップするように習慣を変えていけるように有効活用することが大事です。しかし、無意識で行動するくらい習慣化し、定着しているものを意識化して変えていくということは、そんなにかんたんな話ではありません。

たかが習慣、されど習慣

無意識でおこなってきた習慣、決断が現在のあなたをつくりだしていますから、現状をもっとよいものへと変えたいかたや、運命を好転させたいと考えているのであれば、あなたが変化させたいレベルへの努力が必要になるのです。

一般的には本気で変えるための行動を毎日していても、最低でも3か月から半年はかかると言われていますから、前世の因果というレベルの話になるとどのくらいたいへんなことか想像できると思います。

西洋占星術的にみると、現在はやぎのサインに惑星が集合していて、来年の春分頃まではその状態が続きます。やぎ座の守護惑星である土星は、個人のカルマを象徴していますが、それ以外にも伝統やルールなど長年決められたパターンを受け継ぐことなども象徴していますから、やぎ座に惑星が集中している現在はそのパワーをうまく使っていくことで、もう不要になった自分のこだわりや固定観念などを手放しやすくなります。

破壊と再生を象徴する冥王星もやぎ座にありますから、根深いレベルの問題を浮上させて解決しやすくなっています。来年はあらゆる意味で大きな変革の年となりますが、それがどういうかたちで表面化されるのかは、人によって天国と地獄ほど差がでると思います。

良くも、悪くも大きくでますからよくなる人は、さらに良くなり、悪くなっている人は負のスパイラルにはまる可能性が高くなります。良くなっている人は、現状ですでに良い流れに入っていますから現状で行き詰まっている、運気が下がっていると感じる人は、今からなんとかなるようにしていくことをおすすめします。

私はエネルギーを扱うプロですから、一般の人よりも神経質なくらいエネルギーの動きに対して細かいのでホロスコープを読みながら、つねに最悪の事態も想定してエネルギーを動かせるようにしています。なぜなら、それがもっとも最大のパワーを動かすことができるからです。

最悪を考えての行動

2018年から2019年の流れを振り返ると、楽観的な判断をした人ほど泣きを見るようなことが多かったのを感じましたが、これからの流れも中途半端なところで楽観的な対応をする人ほど大きな失敗や痛みを体験する可能性が高くなっています。

備えあれば患いなしで、最悪の可能性を考えて行動していれば何かあったとしても対応できますし、何もなければそれはそれでよいわけです。

お医者さんは患者さんに最悪な場合の可能性も必ず説明すると思います。もし、あなたが病気のとき、担当のお医者さまが楽観的に「いや、そんなに深く考えなくてよいですよ」と言われたらどう感じるでしょうか? かえって不安になると思います。

エネルギーを扱うプロになればなるほど、惑星や大地の影響を読むことに対しても、より慎重になります。私はいつも、惑星の影響が良くも悪くも最大になったら「こうなるだろう」という予測をして、最悪の場合を想定しながらエネルギーを活用します。

個人では細かいエネルギーの動きは読みにくいこともありますから、参考にして開運アクションをして運気アップできるとよいでしょう。これからの流れとしては、やぎ座のもたらす強い影響もあり、常識的ないことに意識が向きやすく、そこにしばられてしまうと自分自身、身動きがとれなくなってしまい、大量のエネルギー浪費をして運気が一気に下がります。

空気を読み過ぎないこと

やたらと気を使うタイプの人も運気を下げますから、妙な気を使って疲れてしまう人はいつもより、ずうずうしいくらいの態度で過ごしたほうがよいです。周囲の空気を読みすぎることや、エネルギーに敏感な人は、他の人よりいろんなことがわかってしまうぶん、気を使うことも多くなってしまいがちですが、わかったうえでスルーする、受け流すという方法を使っていけるとよいです。

このようにちょっとした、無意識のエネルギー浪費に対して注意を向けて過ごしていけばたとえ現在、運気が下がっていても上げていくことができます。運気が下がるのもはやいですが、上るのもはやいのが現在の地上エネルギーの特徴です。

ソウルアルケミーアソシエーションでは、年末は星供養をはじめ、エネルギーの大掃除や新春の聖天様の浴油供養など、個人のエネルギー調整など、来年に向けた運気アップのサポートをしていきます。
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