今の時期|水星逆行のつかい方
今の時期|水星逆行が地上に影響をおこすもの
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じつは見せかけの現象
占星術的にみると、2月17日から水星が逆行をしています。逆行といっても、じっさいに水星が逆向きにすすんでいるわけではなく、地球からみると逆向きにすすんでいるようにみえる、見せかけの現象なのですが、そのエネルギー的な影響はいろんなところにでてきます。
惑星が逆行中は、過去をふりかえってものごとを見直すのには、最適な期間で、水星はコミュニケーションや情報、言葉、ビジネスや交通といったものと関連していますから、逆行期間中は通信機器の不調やコミュニケーショントラブル、交通機関の遅延といったことにはいつもより気をつけたほうがよいです。
今回の逆行は、うお座という水の星座でおこりますが水の星座は人の感情と関連していますので、感情にふりまわされるタイプの人ほどこの時期はきつくなるかもしれません。感情的になると人間関係でのトラブルがおこりやすくなりますから、精神的に不安定な状態なときは、まず、心を落ち着かせてから人と接触するように心がけましょう。
原因をさがしだす
水星逆行期間中はネガティブなほうへ意識が向くと、そちらに強く引っ張られてしまって運気を下げることになります。だからといって無理やりポジティブなほうへと意識を向けても無理があるので、こういうときには、あなたがネガティブに引っ張られる原因そのものを見つけて対応すれば、ネガティブパターンを根本的に解決することもできます。
うお座シーズンは、深いレベルの問題を解決しやすくなっていますから、臭いものに蓋をするような表面的な対応をするのではなく、直面して根本からポジティブなパターンへと切り替えるとあなたのエネルギーレベルそのものがあがって、運気も改善されます。
同じレベルの問題を何年も、何度もぐるぐると繰り返す人は、今まで表面的な対応しかできていないということですので、今回の水星逆行期間中に根本から変えていくとよいです。
内側を探索するとき
潜在意識、深層心理を象徴する、うお座で水星が逆行しているときは、あなたのエネルギーの方向性を内側奥深くへと向けてきましょう。もともと、水星逆行中は外側ではなく、内側へパワーを向けていく期間です。
現在は世界規模でウィルスの拡散が問題になっているということもありますから、外出するより、家で自分自身と向き合って過ごすほうがあらゆる意味で安全で快適に過ごせます。
感情を冷静にたもつこと
うお座シーズンに起こる水星逆行は、感情が不安定になりますから、イライラして怒りっぽくなる人、意味もなく落ち込む人、心の葛藤が強くなる人が増えます。
人からの影響を受けやすい人は、この時期に不安感の強い、ネガティブなタイプの人と長時間過ごすと、の影響を受けすぎてポジティブな状態に戻りにくくなりますから、できるだけ一人で過ごす時間を増やすほうが無難です。
いつも誰か一緒にいないと、不安に感じる人はこの機会に、一人の楽しみかたを見つけていけるとよいです。3月のはじめには、逆行している水星がみずがめ座に入ると、自分でつくっている制限に対して窮屈に感じて、もっと自由になりたいと感じることが増えてきます。
あなたを苦しめる、あなたの固定観念
普段から固定観念が強く「こうしなければならない」と思い込むタイプの人ほど現状の自分を苦しく感じるかもしれません。もし、窮屈に感じて自由になりたいと思うなら、もういらなくなったルールや固定観念を紙に書き出したあと、その考えを手放していけるとよいです。
かんたんに手放す方法としては、書き出した紙を丸めて、ごみ箱に捨てるときに、この考えかたを紙と一緒に捨てる。と心のなかで思ってからごみ箱にすてます。一回だけでなく、3月10日の逆行期間が終了する頃まで、何度も繰り返し紙に書いてゴミ箱に捨てるということをおこなっていくと効果的です。
長年の考えかたのクセは、1回で変えられるようなかんたんなものではないですので、水星逆行期間中は繰り返し、意識的におこなっていくことで手放せるようになります。
チャンス期間だと考える
今回は混乱と不安感が増える水星逆行期間ですが、あなたが混乱する原因やいつも不安になる原因を理解して根本から解決することができる、チャンスの時期ですから、不安や混乱を恐れず直面して過ごしましょう。
水星逆行期間中は疲れるようなことは増えますが、この期間を驚異だと感じてビクビク過ごすより、それとも自分が良く変わるために、いろんなことに気づかせてくれるチャンス期間だと考えて積極的に自分の課題と向き合っていけば、飛躍的な運気アップのために水星逆行期間を使っていくことができるのです。
普段は気づくことができない、無意識の自分に気づきやすい惑星逆行期間を有効につかえば運命の流れを変えていけます。
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