4月に冥王星が逆行するまでにするべきこと

マインド軸をきちんと整備しましょう

 
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今年の春分は例年以上におおきい切り替え

2020年は大きな変化の年ということもあり、春分のエネルギーの切り替えもいつもの以上に大きなものですので春分特別メッセージをお伝えしたいと思います。

まずは、占星術的にみたこれからの流れについてです。春分というのは占星術の世界の新年です。よく雑誌などで、今月の占いを見ると、必ず「おひつじ座」からはじまっていますが占星術では、太陽がおひつじ座に入るところから、新しい年がはじまります。

2020年は春分を過ぎてからの大きなポイントの1つとして、22日に約2年半ぶりに土星という惑星が、星座、専門的にはサインと言っていますが、サインの移動です。2017年から約2年半、土星はやぎ座に滞在していたのですが22日にみずがめ座へ移動します。

土星は、地球からみると、比較的、遠い惑星の1つで、ゆっくり動いているように見えます。おもに制限や束縛、忍耐、課題、それから社会全体の動き、社会の規則、ルールなどを象徴しています。

やぎ座はどういう特徴があるのかといいますと、社会性や現世、物理的次元といったものをあらわしています。やぎ座の守護惑星が土星ということもあるので、やぎ座に土星がいるときは、土星の性質が強くなっていて、社会が作り出した社会構造、大きな組織や権威、そういったものからうまれてきた社会的なシステムなどが大事にされていました。
 

土星は22日にみずがめ座に移動

この2年半くらいのあいだに起こった社会的な出来事や事件などを振り返ってみると「たしかにそうだった」と感じるような出来事が多かったと思います。その土星が22日に水がめ座に移動しますから、社会全体の動きが今までと変わってくだろうということが考えられます。

なぜかといいますと、やぎ座とみずがめ座では特徴が違いますから、土星の資質がみずがめ座の影響を受けたものへと変わってくるからです。

土星がみずがめ座へ移動して、どういう変化が起こるのか知っていれば、社会全体の流れに沿って私たちがどう対応していけばよいかがわかりますし、今後どういうことが起こるのかもつかみやすくなり、早い段階で準備していくことができますから、変化に伴う大きな問題がおこりにくくなります。

みずがめ座は、やぎ座のもつ、特定の価値観にしばられた、息苦しい制限の世界から離れ、境界線を越えた、普遍的な価値観、国や年齢、性別、肩書などの差を超えて、調和的でありながらも独自性があるといった性質です。みんなと一緒という依存した関係ではなく、それぞれの個性を尊重し、独立しながら共存しているといった感じのイメージです。
 

目に見えないエネルギーの広がり

みずがめ座は、共鳴、共時性を大切にするのですが、みずがめ座の共鳴は意思の共鳴で、空間をへだてて離れている地域であっても時間的に共鳴するような意識です。空間的にしばられない共鳴で、電波や電気、テレビやコンピューター、といったものも水瓶座のもつ性質で、制限を超えた、意識や見えないエネルギーの広がりといったものになります。

わかりやすいものでは、Wi-Fiが水瓶座的なものだといえます。最近のWi-Fiには、その場所で一番強いキャリアの電波、ドコモ、AU、ソフトバンクなどを選んで接続でき、海外でも使えるという、完全に境界を越えたWi-Fiもでてきて、みずがめ座時代のはじまりを感じることが増えてきています。

見えないエネルギーで空間を超えたつながりという意味では、ヒーリングなどのエネルギーワークも水瓶座的なものですから、こういったものに対する一般的な理解も増えてきそうな感じです。
 

巻き込まれない判断基準

このように、境界を越えたつながりをもちながら、それぞれが独立した考えや自分の判断基準をもっているのがみずがめ座の時代といえます。インターネットの社会って、まさにみずがめ座時代をあらわしているって感じですよね。

インターネットをとおして、国境も言語も超えてすべてがつながっているけど、それぞれに独立した考えや価値観を尊重して、その世界で共存し、気になった人たちと共鳴しながら、どんどんつながり広がっていくといった世界であり、一人一人の発信が力をもっていく世界です。

個人の不安も、喜びもSNSで拡散がはじまると、良くも悪くも共鳴すれば一気に広がっていくという特徴もありますから、不安感で共鳴が広がると混乱しやすくなっていく時代ともいえます。

独自性、自分の判断基準をしっかりともつ人も増えてくる時代ですから、みずがめ座時代に人が慣れてくるとそういった混乱は少なくなると思いますが、最初のうちは不安定なものに巻き込まれやすくなるかもしれません。

それから、社会や組織、家族を含めた人との関係のありかたや価値観もここから変わっていくと思います。境界がなくなることで根底はすべてがつながっていることや、自分の意識と人の意識のつながりを実感できるので、自分一人の意識状態が多くの人へ強い影響をあたえることを認識できる人が増えていくようになります。

たとえば、SNSで一人の不安感からはじまったことから、多くの人の不安感と共鳴して拡大しますし、一人が不安感を超えて安定した幸福感に満たされたなら、多くの人にその幸福感は共鳴して拡大するようになります。
 

春分から冥王星逆行までに準備をする

現在、すべての惑星が順行しているので、大きな変化の2020年ですが過ごしやすい期間なのですが、4月26日から冥王星が逆行をはじめ、そのあといろんな惑星の逆行がはじまります。

惑星のなかでも冥王星は地球からもっとも遠くゆっくりと動く星で、社会全体を動かす破壊と再生のパワーがあります。その冥王星が逆行をはじめると、あらゆるレベルでの見直しがはじまりますから、スムーズにすすんできたものが止まり停滞しやすくなります。

新しい時代の流れへと変わるために立ち止まって見直しをする強い流れがやってきますから、3月の春分から準備をはじめていくとよいです。おもに意識や心の準備が中心になります。どのようにしていけばよいかというと、たとえば、不安に感じるニュースが流れてきたとします。今だとコロナウィルスが広がり続けているといったニュースなどです。

それを見て、怖い、不安だ、自分がもっている株もものすごく下がっているなど、強い不安を感じて混乱や落ち込むかもしれません。そんなとき、あなたの不安や混乱を静められるように、呼吸法やイメージワーク、アファーメーションなど、いろんなテクニックを使ってあなたの気持ちが落ち着けるようにします。これだけです。

完全なハッピーな気分にはなれなくても、そこそこに、満たされた感覚になれると一番よいですが、とりあえずは心が落ち着いた状態になればよいです。心を落ち着けるのに、物を買ったほうがより効果的なとき(たとえばトイレットペーパーはいつもより少し多めにストックしておくなど)は、必要な物も買いに行って落ち着きます。

準備はかんたんにいえば、共鳴した不安感や混乱を落ち着かせるだけなのですが、この準備はけっこうあなどれません。個人のエネルギー状態が、自分の現実の世界を作り出していますから、不安感や恐れから混乱したときに、すぐに落ち着かせるクセがついていれば、どんな状況のときも安定して過ごすことができます。
 

不安が広がり混乱が多いときには運を創る必要性がある

運気で説明をすると、どんなにひどいと思える状況であっても、あなた自身が安定して落ち着いた状態を維持できれば、良い運を維持することができるので混乱や不安に影響されなくなります。

今回のトイレットペーパー不足の騒動でも、自分の不安や恐れをすぐに落ち着かせることができた人は、なんの苦労もなく、偶然、絶妙なタイミングでスーパーに買い物に行って購入していた人がけっこういました。

朝から数時間かけて並んで購入しなければならないような状況の人と、たまたま立ち寄ったスーパーにあったという人の違いは不安と恐れからの行動をした人と、マインドやエネルギーの扱いかたを知っていたことで、不安と恐れを落ち着かせ、ほんらいの自分のペースで過ごすことで、必要なタイミングで偶然、購入できたという違いです。

これが運の良い人とそうでない人の違いなのです。冥王星が逆行をはじめると、個人の不安や恐れが強くあおられるような情報が増える可能性が高くなる可能性がありますが、今から不安や恐れが表面化したときに対応できるように準備できていれば、なんの問題もありません。

不安や恐れの感情は、訓練して準備していれば、たとえ今までにないような強い不安や恐れが引き出されたとしても、落ち着かせるテクニックは変わりません。

ただ、習慣化していないと不安と恐れが強くなったときに何をして対応すればよいのかわからないので焦ってしまいますから、今から準備して癖にしていけるとよいです。そして、あなたの不安や恐れが少なくなればなるほど、それが周囲にも伝わって、大きな混乱になることも未然に防ぐこともできるのです。

意識の共鳴がポイントになる、みずがめ座時代ですから、あなたのマインド、感情、エネルギー状態を安定させ、さらに幸福に過ごしていくことが、社会貢献にもつながっていく時代になるのです。
 

慣習でなく、意識的にお彼岸をすごす意味

最後に、お彼岸シーズンの過ごしかたについて少しお話しますと、お彼岸期間中はあの世とこの世がもっとも近づく期間で、お彼岸にお墓参りに行く習慣があります。ある意味、お彼岸のお墓参りは、先祖からのメッセージを受け取るためのチャネリング期間ともいえます。

エネルギーレベルの視点でみると、この期間は霊感の強い霊媒体質の人、エネルギーに敏感な人は、日常的に先祖など亡くなった人とチャネリングしやすくなっています。

もし、あなたのまわりの霊感の強い人で、お彼岸期間にいつもとは違うような言動をはじめたときは、先祖など、異次元からのメッセージの可能性が高いので、「おかしなことを言っている」とスルーせずに、何を自分に伝えようとしているのか、よく聞いてあげるとよいですよ。

22日に土星がみずがめ座に移動することで、目に見えない、意識やエネルギーレベルの世界とつながりやすい時代になっていきますから、お墓まいりに行ったときに手を合わせるだけではなく、先祖からのメッセージを意識的に受け取ってみるということをやってみるのもよいと思います。

これからの変化は、必ず多くの人のより大きな幸福へとつながっていますから、不安や恐れ、混乱に巻き込まれずに、あなたの内側の幸せを維持できるようにしてくださいね。これがもっとも簡単で、もっとも速く世の中の流れを良く変える方法なのです。
 
 
 
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