占星術的な火星の効果とパワーの使い方|2020年11月から12月
世界も、個人も、あらゆる意味で大きな変化をした今年もあと2か月終わりますが11月と12月は、今年最後の大転換期間となっていますが、アストロアルケミーの最大のカとなるのが火星パワーのつかい方です。
2021年以降の流れに大きく影響する火星
この期間は2021年以降の流れに大きく影響しますから、そのことを意識して過ごしていくとよいでしょう。10月のはじめ頃に地球に最接近して、地上に強い影響をあたえていた火星ですが、この影響はまだまだ年明けまで続きます。
なぜそんなに火星の影響が強いのかといいますと現在、火星がもっともパワーを発揮しやすい、おひつじ座に滞在しているからですが、火星が1つの星座に滞在するのはだいたい2か月くらいで、2年に一度、火星が逆行する年は1つの星座に長期間滞在します。
今年は火星が逆行をする年なので1つの星座に長期間滞在するのですが、その滞在する星座が火星のホームグラウンドである「おひつじ座」です。
火星は極端な結果をもたらす資質がある
火星は今年の6月28旬頃からおひつじ座に滞在して、来年の1月7日頃までおひつじ座にいて、最高のパワーを発揮しつづけます。もともと火星のパワーは強いので、そのパワーをうまくつかえれば吉星になり、つかいこなせないと凶星になるという、極端な結果をもたらす資質があります。
火星は、行動力、やる気、限界を超えようとチャレンジするといったようなアクティブなパワーです。パワーが強いぶん、つかいこなせずバランスを崩してしまうと、怒りや攻撃的になってトラブルを起こしやすくなります。
火星のパワーをうまく使えていたかどうか、チェックするには、これまでの4カ月間ほどのご自身を振り返ってみると良いでしょう。
火星はエゴも象徴している
火星パワーがうまくつかえていないと、ケガや火傷、発熱といったことやトラブル、とくに人との関係での問題が増えます。他人の批判をしたくなるのも火星パワーが強いときなので、人のだめなところが目について批判する気持ちが増えているという方も火星パワーをうまく使えていません。
火星はエゴも象徴していますから、ゆきすぎると自分を正当化して守ろうとして人を傷つけたり、自分の善悪で判断をして批判したりする危険性があります。
こういった外側のことに対する批判や反発に火星のパワーをつかうのではなく、自分が変わるためのチャレンジやステップアップのためにつかうことで運が開かれます。
火星のパワーは動きも速く、うまく活用できるとすぐに現実生活のなかで反応がでます。
火星のパワーをうまく活用する
私のクライアントさんのなかには、火星のパワーをうまく活用してこの数か月間で仕事の予約が殺到して売り上げを一気に伸ばした人、今までやりたかったことへの道が一開けて新しいことをはじめた、という人たちが、けっこういらっしゃいます。
火星のもつネガティブな影響が強く出た人のなかには、自分を批判し、ダメ出しをし続けて、行動なくなったという人も多いです。
エゴのありかたが他者、外側のことに対する批判に向くか、自己批判に向かうのかは個人の性格によって違っていますが、どちらにしてもせっかくの火星の強いパワーが批判と反発に向かっていくのは、とてももったいないことです。
火星パワーはアクティブにつかう!
火星のパワーをアクティブに活用していけるように、具体的にどういったことをすれば良いのか、おすすめの行動は、まず肉体レベルでは運動や岩盤浴、サウナなどで汗をかくことです。
熱を使ったデトックスは、活発化した火星パワーのバランスをとってくれます。次がチャレンジする精神をもつこと、たとえば「まだ先のことで、スタートするのは早いかも」と思っていることを思い切ってチャレンジしてみることです。
直観がきたら考えずに行動することです。火星のストレートなパワーは頭で考えるより、まず行動してみてどうなるのか、じっさいに体験をしていくことが大事なのです。
火星パワーで後押ししてもらう
依存心の強い人は、この時期は火星のパワーが後押しをしてくれますから、独立心を養っていくための努力をしていくとうまくいきます。これまでの安定した状態からはずれて飛躍できるように、普段よりも高めの目標設定をするのもおすすめですね。
火星のエネルギーが強くなっているときに、より高い目標に向かっていくことで、すべてがスムーズにすすみますから、目標設定は高めにしていくとよいでしょう。
2020年11月と12月は火星のパワーを上手につかっていくことが最大の開運ポイントになりますから、つぎの段階にむかってレベルアップするために、おそれることなくチャレンジして新しい時代の流れに乗って運気アップしていきましょう。