阿闍梨秀麗の初護摩

2024年から2025年へ:己巳の日から乙巳の年へ、生命と再生が紡ぐ新たなサイクル

2024年の大晦日が特別な日であることをご存知でしたか?実はこの日は「己巳(つちのとみ)の日」。そして、明けて2025年は干支で「乙巳(きのとみ)」の年に突入します。

まるで、時の流れが綿密に設計されたかのように、旧年と新年が「巳」の蛇でつながっているのです。ここには一体どんな意味が込められているのでしょうか?

草木と蛇が語る物語:命のサイクルと復活の象徴

干支の「乙」は草木が芽吹く様子を、「巳」は蛇を象徴します。草木が新たな生命を芽吹かせるエネルギーと、蛇が古い皮を脱ぎ捨てて再生する姿は、私たち人間にも深いインスピレーションを与えます。

つまり、「乙巳の年」は生命の再生と成長がキーワードとなる一年なのです。

古来、蛇は「変容」と「再生」の象徴として崇められてきました。

日本では弁財天の使いとして、金運や繁栄をもたらす存在ともされています。

一方で、「乙」の草木は、自然の力が静かに動き出し、新たなスタートを切る様子を表します。この二つが重なる2025年は、まさに「再出発」にふさわしい年回りといえます。

己巳の日のエネルギーと乙巳の年の展望

さて、大晦日である「己巳の日」は、「巳の日」の中でも特別なエネルギーを持つ日として知られています。

この日は財運や繁栄を呼び込む力が強いとされ、昔から弁財天を祀る日として大切にされてきました。

そんな特別な日を経て、新しい一年に突入するのは何とも縁起の良い流れですね。

2025年の乙巳の年は、草木が芽吹くように新たな成長を始め、蛇が古い殻を脱ぎ捨てるように、私たちも不要なものを手放し、新しい自分に生まれ変わるチャンスが待っています。

この一年は、これまで抱えてきた「古い価値観」や「制限」を見直し、新しい道を切り開く大いなる機会と言えるでしょう。

未来への種を蒔く➡乙巳の年の過ごし方

では、2025年をどのように迎え、過ごせばよいのでしょうか?

  • 古いものを手放す:2024年中に、自分にとって不要な思考や持ち物、人間関係を見直してみましょう。新しいエネルギーを迎え入れるスペースを作ることが重要です。
  • 新しい挑戦を始める:草木が芽吹くように、興味を持っていることや新しいスキルの学びに挑戦するのも良いでしょう。
  • 自然と調和する:乙巳の「乙」は自然との調和を象徴しています。身近な自然に触れ、エネルギーを受け取ることで運気が高まります。


新たな生命のサイクルへ飛び込む準備を

2024年の大晦日「己巳の日」、そして2025年「乙巳の年」は、私たちが新たなサイクルに飛び込むための門出です。

草木の生命力と蛇の再生のエネルギーを借りて、ぜひあなたの人生にも「新しい芽」を吹かせてみてください。

この流れに乗って、大きな成長と幸運を手にする一年を楽しみにしましょう!

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