アストロアルケミー|11月~12月の星読み
今年もあと2か月でほどで終わりますが、2020年の変化の波はまだまだ続きます。本日はこれからの土星の影響と年末に向けてやっておいたほうがよいことについてのお話です。
土星の影響について
土星の影響についてですが、土星は1つの星座に約2年半、滞在します。2017年の年末頃から土星は、山羊座に滞在していましたが、今年の3月下旬に一度、水瓶座へと移動しました。
そのあと5月に逆行がはじまり、7月にまた山羊座のサインに戻り、12月16日頃までここに滞在します。そういった土星の動きもあって、今年の8月9月は2018年頃から解決していない問題が表面化してきた人も多いと思います。
12月中旬頃までは、今まで見て見ぬふりをしてきたことや、放置してきたことを見直し、問題の根本的な解決方法を具体的に見つける時期になります。山羊座は土星にとってホームグラウンドなので、もっとも力を発揮しやすい場所です。
土星はおもに、制限や試練、努力といったものを象徴しているので厳しいこともありますが、ものごとを現実化させるパワーがあります。山羊座には、伝統的な社会や制度など、古いものを守ろうとする性質があります。
この山羊座に現在、土星と木星と冥王星が滞在しています。破壊と再生のパワーの冥王星が滞在していますから、今までの社会構造を根底から変えようとする働きが強くなり、さらに、試練や努力を象徴する土星のパワーも最大に発揮されている状態ですから、最近きついことが増えた人もいると思います。
ただ、吉星である木星のもつポジティブな影響が土星、冥王星の近くにあるので、どんな試練や行き詰まりであっても、最悪な状態ではなく、未来へとプラスにつながります。
トリプルコンジャンクション
山羊座に滞在している土星と木星と冥王星のトリプルコンジャンクションの影響も、現在は強くなっていますから、今のうちに必要なものと不要なものの選別すると、これからの方向性が大きく変わっていきます。
迷いのある人は、12月中旬くらいまでに「私はこれからこうやっていくんんだ」と決断して方向性を決められるとよいでしょう。
土星と冥王星は試練や破壊といった厳しい影響の惑星の近くに、木星が寄り添っていますから、今は、新しい時代に向けた準備期間として先を見据えてすすめていけば、必ずより良い開けた未来をつくりだすことができます。
グレートコンジャンクション
12月22日には水瓶座で土星と木星が会合する、グレートコンジャンクションが20年ぶりに起こります。そこから、今後の新しい20年間の社会全体の在り方、流れがはじまります。
水瓶座、風の性質が今後20年間は社会全体で強くなり、世の中の考えかたの中心になっていきます。その前の最後の準備段階が現在ですので、これまでの過ごしかた、自分の価値観や考えかたと向き合って手放し、整理するといったことを、土星が山羊座に滞在している時にやっていくとよいです。
来年の1月までは火星が牡羊座に滞在して、最強のパワーを発揮していますから、アクティブな火星のパワーをポジティブに使えば、決断力もでてきて、過去の清算がしやすくなります。
11月~12月にやるべきこと
最後になりますが、12月22日のグレートコンジャンクションまでに今から、やったほうがいいことをまとめです。まず、2018年頃からはじまった山羊座土星時代の自分自身を振り返り、必要なことと不要なことを整理して、必要なくなったものを完全に手放していくということ。
それから、これからの自分の方向性をはっきりさせることです。とくに自分にとって一番力が発揮できるのはどういうことなのか、ということをご自身でよく理解できるといいです。
自分のやりたいことと、力を発揮できることが違う人は、やりたいことで本当に自分は力を発揮できているのかどうか思い返してみてください。自分の望みと、自分が最も能力を発揮できることとがズレたままです。
望みを優先して過ごしていくと、運気もパワーも大幅にダウンしてしまいますから、これから年末に向けて、しっかりと自分と向き合って、浄化と整理をすすめていきましょう。